札幌でクマの警戒依然続く 近郊で個体数増加!? 専門家「餌づけてしまわない対策を」

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 札幌市南区真駒内や、中央区の円山公園などでクマの目撃が相次いでいます。

 

 付近の学校などでき警戒が続くなか、17日朝もまた南区真駒内公園で、クマのものとみられるフンが新たに見つかり住民の不安は広がっています。

 本田祐里佳記者:「このあたりでクマのフンが見つかったとみられています。天気が良いにも関わらず、数か所に渡り地面が湿っています」

 17日午前8時ごろ札幌市南区の真駒内公園内のサイクリングロード付近で、ジョギング中の人がクマのフンを見つけ通報しました。

 真駒内公園周辺などでは、15日から16日にかけて体長1~2メートルのクマの目撃情報が4件相次いでいました。

 きょう見つかったフンは比較的新しいものとみられています。

 近くに住む人:「まわりを気を付けながら歩いています。怖いですよ、南区に住んでいますから。おっかない(怖い)鉢合わせしたら後ずさりして離れる」

 札幌市では中央区でも、16日午後2時ごろ円山公園の遊歩道で体長1.5メートルほどのクマが目撃されたほか、午後8時前には南30条西11丁目でもクマらしき動物を見たとの通報がありました。

 相次ぐクマの目撃を受け、付近の小学校では17日、職員が通学路に立ち、児童の登校を見守りました。

 札幌市立円山小学校 斉藤隆浩校長:「スクールガードのリーダーの方にも地域の方にも来てただいて、見守っていただいた」

 札幌では、15日から17日にかけて南区真駒内で5件、中央区で2件、クマの目撃報告やフンの発見が続いています。

 このうち南区のクマは、同じクマの可能性もあり。車との接触事故も起きていることから、警察は注意を呼び掛けています。

 相次ぐ市街地でのクマの出没。クマの生態に詳しい専門家は、札幌近郊においてもクマの個体数が増えているため、今後もクマの出没は続くと指摘。そのうえで市街地にクマが寄り付かないようにする対策が必要だと訴えます。

 酪農学園大学 佐藤喜和教授:「去年も今年も(クマの出没が)起きていているので、クマが入ってきてしまう可能性のある緑地と考えて、適切に管理していくことが必要。ゴミ出しは収集日の朝にしたり、家庭菜園のコンポストはにおいが出ないようにするとか、たまたま来てしまったクマを餌付けてしまわない対策が必要」

 市や警察では、夜間の一人歩きや林道への立ち入りの際は、十分注意するよう呼びかけています。