伊佐市・川内川から取水再開 鹿児島

カテゴリ:地域

硫黄山の噴火の影響から一部の農家が稲作を断念した伊佐市で、17日、2年ぶりに川内川からの取水が再開されました。

取水を再開したのは、川内川に設置された2つの水門のひとつで伊佐市菱刈の湯之尾滝近くにある川北第一取水門です。

この水門は、水質悪化対策として県が整備したもので、1キロ上流のセンサーでヒ素などの有害物質を感知すると自動で開閉する仕組みになっています。

伊佐市では去年、硫黄山の噴火の影響で川内川の水質が悪化し、380戸の農家が稲作を断念しています。

17日はこれらの農家にとっては2年ぶりの取水再開となり、水門を管理する菱刈土地改良区の理事らにより水門が開けられると、川の水が勢いよく用水路に吸い込まれていきました。

水田近くの用水路に水が満たされはじめると、田植えの準備に追われていた農家らは、顔をほころばせて取水再開を喜んでいました。

川北第一取水門では、センサーが本格運用される来月上旬までは、日中の間だけ取水を行うということです。