防衛省 地上イージス配備で秋田「適地」と伝える方針固める

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 地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の配備を巡り、防衛省が候補地の秋田県などに対し、地質などに問題はなく「配備に適している」との調査結果を伝える方針を固めたことが、17日分かった。

 防衛省は、イージス・アショアの配備が可能かどうかを判断するため、候補地にあげた秋田市の陸上自営隊新屋演習場で、2018年10月から地盤の強さや周辺地域への電波の影響などについて調査してきた。

 政府関係者によると、防衛省は調査結果を踏まえ、秋田市や秋田県に、地質などに問題はなく「配備に適している」と伝える方針を固めた。岩屋毅防衛相は17日の記者会見で「調査結果については、目下のところ、大きな問題はないように聞いているが、現地には、詳細も含めてしっかり説明したいと思っている」と話した。そして、できるだけ早く調査結果を地元に報告し、配備への理解を得た上で、最終決定する考えを示した。

 一連の調査結果は5月中にも示される見通しだが、県の担当者は「地元への説明の前に、防衛省が秋田を「適地」とする方針を固めたという報道には戸惑っている。正式な説明を待って今後の対応を検討していきたい」としている。