富山市「岩瀬曳山祭」 港町に響く威勢のいい掛け声と車輪のきしむ音

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300年余りの歴史を誇る富山市の岩瀬曳山車祭は、諏訪神社の春の例大祭として毎年17日と18日の2日間行われています。

17日は午前中12基の山車(やま)が町を練り歩き、若衆の威勢のいい掛け声と車輪のきしむ音が港町に響き渡りました。

岩瀬の曳山車といえば、3つの絵の組み合わせでひとつの意味を持つたてもんの判じ絵(はんじえ)。

今年は、令和の幕開けと新天皇即位を祝うたてもんが目立ちました。

こうした中、今年およそ40年の歴史に幕をおろす山車があります。

少し小さな祇園町の山車です。

毎年、地元の園児が山車を曳き親しまれてきましたが、少子高齢化などによる担い手不足から、今年が最後の曳き回しとなりました。

子どもたちは大人に負けじと、木遣り歌を歌ったり大きな声をかけあったりして最後の曳き回しに華を添えていました。

このあと夜には、たてもんに灯りがともされ、午後10時からは諏訪神社前で山車同士が激しくぶつかり合ってお互いの力を比べる「曳き合い」が行われます。