国内4番目の規模 秋田県湯沢市の山葵沢地熱発電所を公開

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 国内で4番目の規模となる秋田県湯沢市の地熱発電所が運転を始めるのを前に17日報道陣に公開された。

 

公開されたのは秋田県湯沢市で試運転している「山葵沢地熱発電所」。発電所は、東京に本社を置くガスを採掘する会社など3社が共同で設立した「湯沢地熱」が2015年から建設を進めてきたもの。

 地下1800メートルに達する9つの井戸から1時間あたり950トンの蒸気と熱水を掘り出し、タービンを回して発電する。

 出力は国内4番目の規模となる4万6199キロワットで約9万世帯分の電気を売電して年間で約80億円の収入が得られる見込み。

 出力が1万キロワット以上の地熱発電所の運転は、国内で23年ぶり。

 湯沢地熱の大泉博幹社長は「日本の地熱資源量は世界3位で有望視されているが、解決しなければいけない課題もある。課題を1つ1つクリアにしながら安定的な電源が供給できるよう努めていきたい」と話していた。

 この発電所は、早ければ5月20日に運転を開始し、今後も周辺の影響について継続的な調査が進められる。