園児暴行“一度は否定”に市長が憤り 北九州市が抜き打ち調査も言及 別施設でも発覚 福岡県

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福岡県北九州市の保育施設で、カナダ人の男性講師が園児に暴行を加えていた問題。

北橋健治市長は重大な案件として、施設への立ち入り調査を重ねて行うことも必要だとの考えを示しました。

【北九州市 北橋 健治 市長】

「この案件はどなたがご覧になってもSNSの動画を見て、幼児に対する暴行、これは市民に対する傷害という事件を構成するのではないかと、このように思う人は少なくないと思う」

園児への暴行を、非常に深刻で重大な案件だと話した北橋市長。

小倉北区の認可外保育施設・リトルジェムスで、カナダ人の男性講師が、園児をたたいたり逆さまに持ち上げたりした暴行に対する憤りを隠しませんでした。

さらに暴行の事実に加えて市長が問題視したのが―。

【北九州市 北橋 健治 市長】

「『思い当たる節はない』というのが、行政に対して説明した施設長の言葉だった」

4月16日に市民からの通報を受けて市は立ち入り調査しましたが、このとき施設側は担当者に「不適切な対応はない」と説明したと言います。

その説明に動かぬ証拠を突きつけたのが、今回の動画でした。

これを受けて、14日再び事情を聞かれた施設側は―。

【施設側の説明 (市への取材によると) 】

「行為は見ていたが、ちょっと乱暴で手荒くしたと思っていて、不適切とまでは思っていなかった」

果たして「ちょっと乱暴」といった言葉で表現できるような行為なのか―。

北橋市長は、抜き打ちでの立ち入り調査をすることも選択肢の一つという考えを示しました。

【北九州市 北橋 健治 市長】

「認可外施設に対しては、通告なしで立ち入り調査をすることができる。

 再発防止・改善のための計画を出させる」

一方、北九州市では若松区の認可外保育施設でも、アメリカ人の男性講師が園児が座っている椅子を蹴ったり、暴言を吐いたりしていたことが分かりました。

問題の講師は施設の指導をうけて、2019年1月に自主退職したということです。

子育て日本一を実感できる街を目指している、北九州市。

市は、市内の96カ所の認可外保育施設を巡回して、園児への対応が適切かどうかなどを確認する方針です。