園児を逆さ吊りに…保育施設でカナダ人講師が“暴行” 北九州市が指導 福岡県

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教育の場で子供たちに加えられていた暴行を、元職員が告発しました。

福岡県北九州市の保育施設で、カナダ人の男性講師が園児をたたくなどの暴行を加え、市が立ち入り調査に入っていたことが分かりました。

横になった2歳の男の子を手を振り上げてたたき、乱暴に座り直させる男性講師。

こちらは、後ろから園児の襟元をつかんで強く引っ張っています。

この動画は、北九州市小倉北区の認可外保育施設「リトルジェムス」に2019年3月まで勤務していたアメリカ人の元職員が、ひそかに撮影したものです。

遊び道具のテントを乱暴に持ち上げると…中には園児が入ったままでした。

園児の足を持って逆さまに高く持ち上げる様子も。

大けがにつながりかねません。

【元職員(取材に対し)】

「私が働いていた1年間、ほぼ毎日起きていた。

 上司に相談したが誰も何もしなかった」

外国人講師による英会話などの「英才教育」をうたい、1歳から6歳までの子供が通っているこの施設。

元職員はこうした暴行を告発するため、撮影した動画をSNSに投稿し問題が発覚しました。

【記者】(14日午後7時ごろ)

「問題があった施設に保護者たちが次々と入っていきます」

事実関係を認めた施設側は14日夜、約2時間にわたって保護者説明会を行い、北九州市も14日、国の通知に基づいて施設に特別立ち入り調査に入りました。

施設によりますと、暴行に及んだ40代のカナダ人の講師は約5年前から勤務していて、14日から出勤停止になっているということです。

一方で、把握している暴行の頻度や保護者への対応などについては明らかにせず「顧問弁護士と相談してしかるべき対応を取る」としていて、北九州市は「引き続き施設が適切な対応をするよう指導していく」としています。

学びと育ちの場で、幼い子供に加えられた衝撃的な暴行。

再発防止が強く求められます。