2度の延期乗り越えて…ついに夢の宇宙へ! 大樹ロケット「MOMO3号機」打ち上げ成功 北海道

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 ついに成功です。5月4日、北海道大樹町で民間単独による宇宙ロケットの打ち上げが行われ、見事宇宙空間に到達、成功を収めました。

 日本初の快挙にマチは盛り上がりました。

 大樹町のベンチャー企業インターステラテクノロジズが開発した日本初の民間ロケット、MOMO3号機。

 4月30日からの2度の発射延期を経て、いよいよ発射のタイミングが迫っていました。

 4日の大樹町は風もなく絶好のコンディション。打ち上げを見ようと朝早くから1300人もの人々が集まりました。

 ファン:「札幌から初日に来て残念だったのできょうは飛んでほしいです」「天高く、大樹の空へMOMO3号、がんばれ!」

 皆が期待に胸を膨らませる中、いよいよ、その時がやってきました。

 上杉幸生記者:「打ち上げまで5分を切りカウントダウンが始まっています」

 夫婦:「緊張してくるね、はー」

 指令室:「アーム全開にします」「解除、開きます」「まもなく3分前です」

 上杉記者:「打ち上げまであと10秒となりました」

 指令室:「3、2、1、ゼロ!」「いけーっ!」

 会場:「おーっ、いった!」

 「いけいけ!」「いけるいける」「高度97キロ」「いいよ!」「高度98」「やった(高度100)超えた!やった!」

 夫婦:「すごいなあ、すばらしい、見ました?」「貴重な一歩だと思って見させてもらいました」

 116秒間ロケットを燃焼しついに目指す宇宙空間に到達したMOMO3号機。

 約8分半後には、大樹町沖37キロの海上に落下し、実験は無事成功しました。

 2017年7月の最初の打ち上げでは高度20キロまでしか高度が上がらず失敗。

 去年6月の2回目の打ち上げでは発射直後に落下、爆発炎上するなど道のりは決して平たんなものではありませんでした。

 共に打ち上げを見守ったファンの前に、創業者の堀江貴文さんらが姿を現しました。

 インターステラテクノロジズ創業者 堀江貴文さん:「完璧な成功です。近近(ロケット)打ち上げやると思うので、次はスケジュール通り打ち上げたい。またぜひ大樹町にロケット見に来てください、ありがとう」

 インターステラテクノロジズ 稲川貴大社長:「民間企業初、の宇宙空間に到達したロケットということで宇宙開発の歴史の1ページになる打ち上げを皆と共有できて良かった。ありがとう」

 インターステラテクノロジズでは今後、MOMOの打ち上げとともに衛星を軌道にのせることができる次世代ロケット「ZERO」の開発も進めていて、こちらは5年以内に打ち上げる計画です。

 インターステラテクノロジズ創業者 堀江貴文さん:「われわれたとしては大樹町を日本の有力な宇宙港としてより発展させていきたい。大樹町だけでなく、北海道全体が明るく盛り上がる一助になればいいな」