世界初!”野生のチンパンジー”がヒョウから「獲物の横取り」する行動を観察 京都大学など研究グループ

京都大学などの研究グループは野生のチンパンジーがヒョウが仕留めたとみられる獲物を横取りして食べるところを世界で初めて観察したと発表しました。

京都大学の中村美知夫准教授が撮影した映像です。

ヒョウが仕留めた直後とみられる獲物を野生のチンパンジーが奪い、近くで食べる様子が映っています。

中村准教授らの研究グループによると、獲物を横取りする行動は、人類が弓矢などの道具や言語を使うようになってから行われたと考えられてきました。

しかし今回、チンパンジーに同じ様な行動が確認されたことで、ヒトとチンパンジーが進化の過程でわかれる前から肉食獣を追い払って獲物を横取りしていた可能性があることが分かりました。

研究グループは人間の本性を知るうえで、ヒトに近いチンパンジーが自然の状態でどのような行動をするのか観察を続けたいとしています。