「横山華山展」準備急ピッチ 宮城県美術館で20日開幕

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今週末から宮城県美術館で、江戸時代の絵師・「横山華山(よこやまかざん)展」が開催されるのを前に、17日、貴重な作品の展示準備が行われました。

宮城県美術館では「横山華山展」の開催に向けた準備作業が、急ピッチで進められています。

横山華山は京都で活躍した江戸時代後期の絵師です。

社会の流れに左右されない自由な画風と筆遣いで、人気を博しました。

海外でもその人気は高く、華山の作品はヨーロッパやアメリカの美術館にも所蔵されています。

中でも展示会の目玉が「祇園祭礼図巻」。

京都の「祇園祭」を描いた長さ30メートルにも及ぶ絵画です。

祇園祭は毎年7月に行われ、千年以上の歴史がある八坂神社の祭りです。

中でも山鉾巡行は祭りの中心イベントで、街中が熱気に包まれます。

横山華山のこの絵は山鉾の姿をこまやかに描いていて、絵画史料として祇園祭がここまで詳細に描かれたものは、華山の作品しかありません。

宮城県美術館 土生和彦 学芸員

「祇園祭の絵を描いた物は結構残っているんですが、ここまで長い絵巻として描いているのは華山だけしかないと思います。華山はいろんな絵を描いているので、それぞれが気に入った作品を見つけに、ぜひ楽しんでいただければと思います」

「横山華山展」は4月20日から、宮城県美術館で開かれます。