火災焼失から復活!湯沢市の老舗旅館が宿泊営業を再開

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 2016年に火災で焼失した秋田県湯沢市の温泉旅館が、利用客などの声に応えて施設を再建し15日、宿泊営業を再開した。

 

宿泊営業を再開したのは、1912年(大正元年)に創業した秋田県湯沢市・泥湯温泉の老舗旅館「奥山旅館」。

 奥山旅館は2016年7月に、火事で本館や別館など3棟を全焼した。

 奥山旅館の5代目奥山晃弘社長は「励ましてもらった県外のお客様も多分、自分のふるさとという感覚で言っていると思い、そういうところを無くしてはいけないと思った」と再建を決断した理由を話す。

 奥山社長は、日帰り入浴の営業を続けながら施設の再建を進め、2019年2月に新たな宿泊棟と浴室を完成させた。古民家の古材が使われた木造2階建ての宿泊棟には客室が9部屋で、「ゆざわジオパーク」を案内するコーナーも設けられている。

 総事業費は1億4千万円で、一部国と県の補助金を活用した。

 奥山社長は「一人でも多くの待ち望んでいたお客様にお越しいただいて、良かったと言ってもらえる宿づくりをしていきたい」と今後の抱負を語っていた。

 混浴の露天風呂など既存の施設も活用しながら、奥山旅館が泥湯温泉に新たな歴史を刻む。