“ブラックホールはこれだ”人類史上初の撮影に成功 九大研究者も興奮「次の段階に進める」 福岡市

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日本の国立天文台を含む国際研究チームが、謎に包まれた天体「ブラックホール」の撮影に人類史上初めて成功しました。

福岡の研究者も、その歴史的偉業に興奮です。

【九州大学 理学研究院 平野 信吾さん】

「もう素晴らしいなと。

 まさかここまで予言とピッタリのものが出てくるとは」

人類の誰も目にしたことがなかった“宇宙の謎”を目の当たりにし、九州大学の研究者も興奮を隠しきれません。

オレンジ色の光の中に、ぽっかりと空いた穴のようなもの。

これが、人類史上初めて撮影に成功したブラックホール。

ブラックホールは光を発しないため、直接観測することは不可能ですが、国際研究チームは2年前、世界6ヵ所にある8つの電波望遠鏡で撮影を試み、分析を続けた結果、ガスに覆われたこの巨大な黒い穴の撮影に成功しました。

このブラックホールのリングの直径は、約1000億キロあるとしています。

ブラックホールの存在は、約100年前にアインシュタインの一般相対性理論によって予測されていましたが、観測が難しくこれまで誰も目にすることはありませんでした。

【九州大学 理学研究院 平野 信吾さん】

「この仕組みが分かると、周りの銀河にどう影響しているのか。

 ブラックホールのシルエットが見えたということは、1つ次の段階に進めたということで、我々にとって非常に幸せなこと」

この成果は今後、宇宙の歴史に迫るものになるのではと期待が寄せられています。