「情報遅い。検査は?」5日ぶり断水解消も町民から不満の声 今後に課題… 北海道古平町

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 普段の生活が徐々に戻り始めています。3月19日から断水が続いていた後志の古平町は、24日一部の地域を除き断水がほぼ解消されました。住民からは安堵の声があがる一方、長引いた断水に不満の声もあがっています。

 町内放送:「断水が解消しました」

 19日、1400世帯が断水した古平町。24日朝、5日ぶりに1335世帯で水道がようやく復旧しました。

 町によりますと断水の原因は、浄水場付近の配管から水が漏れ、川からの取水口と浄水場をつなぐ導水管に空気が入った事でした。

 古平町 貞村英之町長:「施設台帳や図面にも存在しない管が現れ、大量の水を噴出していた。掘り起こして初めて気づいたというお粗末なものだった」

 その導水管は設置からすでに45年が経過。

 老朽化が進み町では、取り換えも検討していましたが、水道料金の値上げにつながることなどから工事を見送っていました。

 一方、住民からは長引いた断水への不満の声も漏れます。

 町民:「今まで気が付かなかったっていうのは、どういうことかな。時々検査することなかったのかな」「断水です。水を使わないでくださいといわれても、えっ何でって…情報も遅いし」

 松本麻郁記者:「一時、町内全域が断水した古平町。ほぼ解消が発表された24日から一夜明け、町では商店などが25日から営業を再開し始めています」

 「はい、噛んでください」

 佐久間歯科古平医院 佐久間龍一院長:「こういう(歯を削る)機械ですね、これなんかは全部水が出るようになっている(キーン)この水がないと削ることもできない。診療が一切できないので実質25日からの診療です」

 山形理容室 山形恵子さん:「(断水で)カットはできましたけど、シャンプーだけはできなかった。いつもよりきょうは少し丁寧にしてあげたい」

 ようやく日常を取り戻しつつある古平町。

 町では依然断水が続く歌棄町など、86世帯や温浴施設などについても、26日までに復旧させたいとしています。