「自分はやってない」逮捕前の直撃取材に事件への関与を否定した容疑者

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2018年11月、鹿児島市で車内から女性の遺体が見つかった事件。13日、死体遺棄の疑いで逮捕された容疑者は逮捕前、鹿児島テレビの取材に「自分はやっていない」などと事件への関与を否定していました。

死体遺棄の疑いで逮捕された鹿児島市平川町のトラック運転手、北川真吾容疑者(37)は、逮捕の4日前、鹿児島テレビの取材に応じていました。

記者「当日も事件には関与していないということなんですよね?」

北川容疑者「うん」

記者「早く解決してほしい?」

北川容疑者「そりゃそうよ」

記者「もちろん、犯人に早くつかまってほしい?」

北川容疑者「そうだね」

事件が発覚したのは2018年11月5日。

鹿児島市南栄5丁目の路上に止めてあった軽自動車の助手席から、西野郁子さんの遺体が見つかります。死因は窒息死でした。

実は、事件発覚の直後からひとりの人物が捜査線上に浮かんでいました。北川容疑者です。

北川容疑者は西野さんの次女の夫にあたり、離婚協議が進められていたといいます。

さらに北川容疑者はおととし、義理の母にあたる西野さんの首を絞めるなどした疑いで書類送検されていたことが分かっています。

こうした状況にありながら、西野さんは行方不明になる直前、次女に一本の電話をかけていたといいます。

「北川容疑者との離婚をやめなさい」

次女はこの電話を不審に思い、親族を通じて警察に通報。翌日、西野さんの遺体が見つかりました。

警察は、事件後およそ3カ月にわたって北川容疑者の行動確認を続けていて、北川容疑者は逮捕前、鹿児島テレビの取材に不満を漏らしていました。

記者「3カ月ほどこういう生活が続いているが?」

北川容疑者「そりゃね、ストレスはたまるわな」

記者「どういったストレス?」

北川容疑者「仕事ができない。仕事しないと生活もできん」

記者「こういった生活はいつまで?」

北川容疑者「逆にこっちが聞きたいよ」

北川容疑者はこれまでの警察の任意の調べに対し、事件当日、西野さんと会っていたことは認めたものの、「遺体が見つかった車は別の人に貸していた」などと供述し、事件への関与は否定していたということです。

北川容疑者の逮捕を受け、西野さんの親族は弁護士を通じて「一刻も早く事件の真相を解明してほしい」とのコメントを出しました。

警察は、おととし北川容疑者が書類送検されて以降、西野さんに近づかないよう警告していたといいます。

しかし、西野さんの死亡という最悪のケースとなった今回の事件。

警察は今後、西野さんが死亡した経緯についても北川容疑者が何らかの事情を知っているとみて、事件の全容解明を進める方針です。