「やめとき」 女性の制止聞かず・・・ 父親や同乗女性が証言 あおり運転

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あおり運転の末、静岡市清水区の夫婦が死亡した事故の裁判は、7日石橋和歩被告の車に乗っていた女性が証人として出廷しました。

女性 「罪はちゃんと償ってほしいです。二度とこんなことはしないでほしいです」

席に座り涙を流していた石橋被告。

裁判5日目のこの日は、当時の状況や被告の心境が法廷で示されました。

被告の車に乗っていた女性と、被告の父親が証人として出廷しました。

午前、証言に立った女性はつい立越しに弁護士などの質問に応えました。

石橋被告が萩山さんの車に向かって行った時の状況については。

弁護士 「お父さん(萩山さん)は何と言っていましたか?」

女性 「1回目は『ケンカはうっていません』。2回目は覚えていないです。3回目は『すいませんでした』です」

さらに娘が泣いている姿を見た時の女性の行動について尋ねられました。

弁護士 「あなたは何をしましたか?」

女性 「被告の腰ら辺に手をまわして引っ張って『やめとき』と言いました。被告は聞いていなくて、子供の泣き声がしたので私は子供の所へ行きました」

両腕を組んで証言を聞いていた石橋被告は、弁護士に女性が見える席に移動するよう促されると涙を流していました。

また午後には石橋被告の父親が出廷し、証言しました。

弁護士 「被告と会うのは1年以上ぶり?」

父親 「はい」

弁護士 「被告に言いたいことは?」

父親 「自分のしたことを十分反省して、今後どうやっていくか改めて考えてほしい」

石橋被告は父親が証言する時も、何度も涙をぬぐっていたということです。

裁判は10日に論告求刑と最終弁論が行われ結審します。

また10日には遺族の母親も出廷し思いを語ることになっています