被告宅から第三者の人骨が見つかる 滋賀・草津市の切断遺体遺棄事件

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滋賀県の2つの切断遺体遺棄事件で、もう一人被害者がいる疑いが浮上しました。

ことし8月、滋賀県草津市で切断された男性の遺体が見つかり、逮捕・起訴された男の自宅兼店舗から第三者の人の骨が見つかっていたことが分かったのです。

ことし8月、草津市の農業用排水路などで切断された中川直さん(69)の遺体が見つかり、知人の杠共芳被告(68)が死体損壊と死体遺棄の罪で逮捕・起訴されました。

この事件がきっかけとなり、ある別の未解決事件の捜査が急展開します。

10年前、近江八幡市など琵琶湖の6ヵ所で切断された遺体が次々と見つかりました。

難航する捜査の中で、警察が杠被告の周辺を調べたところ中川さんの他に行方不明者がいることが分かり、その人物と10年前の遺体のDNA型が一致したのです。それが川本秀行さん(当時39)でした。

Q:川本さんの人柄は?

「物静かな優しい人だと私は思いました。子供を連れてるの何度も見かけましたし」

川本さんは、杠被告と建設関係の仕事を通じた知人同士で、一時は草津市内の寮や栗東市内のマンションで同居していました。

そして、ことし草津市で遺体で見つかった中川さんも杠被告と建設現場の仕事で知り合い同じ草津市内の寮に住んでいました。

【被疑者を知る人】

「面倒見も良くて人に頼りにされるような方でした。仕事とか、人生相談とかですね」

不可解な接点が浮かび上がってきた2つの事件ですが、杠被告はいずれについても容疑を否認しています。

さらに、警察が杠被告の自宅を兼ねた焼肉店を調べると小さな人の骨が見つかり、その骨は中川さんでも川本さんでもないことが新たに分かりました。関係者によると杠被告の周辺には他にもまだ行方不明者がいるということです。

次々と広がりを見せるこの事件。警察は今後見つかった骨が誰のものか捜査する方針です。