札幌清田区 液状化受け住民説明会 結論出せない職員に対し"怒号"紛糾「何しに来たんだ!」

北海道文化放送 カテゴリ:地域

 札幌市清田区で液状化により家の被害が相次いでいる問題。13日夜に説明会が行われましたが、怒号が紛糾しました。

 清田区住民:「自分たちとしてはとにかく、どういう答えを持っているのか、伺いたい。"今は調査中""何も言えません"じゃさすがに困ります」

 札幌市の担当者:「次回の(説明会)時にはまず(答えを)出したいと思います」

 住民:「何しに来てんだよ」

 液状化による多大な被害に見舞われた札幌市清田区の里塚地区。本格的な復旧工事は2018年には行われないことが明らかになりました。

 川上椋輔アナウンサー:「液状化被害が多く見られた清田区の住民に対し、札幌市の説明会が行われます。続々と住民が集まってきています」

 13日、里塚地区の住民を対象に行われた、札幌市による住民説明会。非公開で行われ、約300世帯・500人が参加しました。

 札幌市は説明会の中で今後3か月をかけて原因を調査するとしましたが、復旧工事は、雪がなくなった春以降の見通しであることを説明しました。

 里塚地区の不安定な地盤は、少なくとも、2019年春までそのままの状態が続くことになります。

 説明会では住民側から質問が相次ぎましたが、まだ回答できないことが多く、住民が怒りをあらわにする場面も…。

 住民:「調査しますって、日に日に(家が)下がっていってる。前は公園だし、地盤が下がって、自分たちが補修材持ってきて補修したりして、どんなみじめな思いして二次災害にならないようやってるのに、おおむねおおむねって、毎日の不安、どうしたらいいんですか?」「自分たちとしてはとにかく、どういう答えを持っているのか、伺いたいです。"今は調査中""何も言えません"じゃさすがに困ります」

 市の担当者:「次回の時にはまず(答えを)出したいと思います」

 住民:「何しに来てんだよ」

 住民:「完璧に安心できるのはいつなのか?」

 担当者:「やはり3か月以上かかる可能性。いつごろになるかはっきり申し上げられないが、できるだけ早く結論を出すよう、努力したい」

 住民:「これから冬に向かう。屋根に雪が積もる。そういうことも考えているんですか? 何も考えてないんですよ、あなたたち」「すぐ(あなたたちに)家公開しようか?」「調査してないから何も言えないんじゃないの」

 担当者:「これから数か月で雪降るのは考えてます。今の道路陥没の状況の中で、除雪できるかというと当然できないと思う」

 住民:「僕ら何百万もお金出して買った。それが今本当に"二束三文"ですよね。買ってくださいと言ってもだれも買わないですよ。まぁ、市でも買い上げてくれるならいいですけど。本当に財産価値ゼロですから」

 担当者:「その辺については調査を行うので、結果を見て判断したいと思います」

 住民:「どこからどこまでのなんの作業をするとか、スケジュールはないんですか?」

 担当者:「18日だとか19日だとか、この場ではお知らせできないがそう長くない間に(スケジュールを)立ち上げていきたい」

 住民:「(どういう事を聞きたかった?)これからのスケジュール。いつ誰がどこまで何してくれるかを聞きたかった。全く分からない、調査してる、雪が降ったらどうする?、"わからない"…何のために来たのか分からない」「"調査してから"って感じで、満足な答えが返ってこなかった」「いまボーリング調査等開始して、地質調査が分からないと何も答えられないという状況。ですから、不安の中生活していくしかないのかなというのが正直なところ」

 3時間にわたる説明会を終えた札幌市は…。

 札幌市建設局 天野周治土木部長:「今回、調査含め時間要するということで、被災者の皆様は一刻も早い対応を望んでいます。我々もできるだけ早く対応できるように検討していきたいと考えている」