震源近くの活断層 「石狩低地東縁断層帯」に影響も 今後1週間は震度5弱程度地震に注意 北海道

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 気象庁は、13日地震の見通しについて会見を開き、今後1週間も震度5弱程度の地震に注意するよう呼びかけました。

 また、最新のデータ解析で今回の揺れが震源付近の活断層に影響を与える可能性があり、今後も強い揺れに注意が必要なことが分かりました。

 大地震発生後も余震は続いています。12日夕方も、最大震度4のやや強い揺れを観測しました。

 ただ、震度1以上の地震の回数は初日に130回を観測して以降、日に日に数は減っていて、13日は午後5時までで3回となっています。

 地震活動の状況はどうなっているのでしょうか?

 北大地震火山研究センター 高橋浩晃教授:「地震の回数は着実に減ってきている。ただ、普段より地震は起きやすい状態はしばらく続くと考えているので、しばらくは注意をして頂きたい」

 気象庁も、13日朝の発表で、震度7の地震の可能性は低くなったとしつつも、今後一週間程度は、最大震度5弱程度以上の地震に注意するよう呼びかけています。

 また、最新のデータを解析した結果、今回の地震が主要な活断層、「石狩低地東縁断層帯」に影響する可能性があることが分かりました。

 北大地震火山研究センター 高橋浩晃教授:「実際、地下のことなので、なかなか具体的にどういうふうになっているか分からないことが多い」

 「当初は、地震の震源が深いので、直接的な関係は、少ないのではないかという風に考えられていましたが、一週間分のデータを解析した結果、余震がやや浅い所まで伸びていると、そうすると、近くにある石狩低地東縁断層帯との関係を考えなければいけない」

 「もし、ここで地震が起きたときは、M7.7と、今回の地震よりも大きな地震が起こってもおかしくない場所だと考えられています」

 地震はいつどこで起こるか分かりません。

 北大地震火山研究センター 高橋浩晃教授:「今回、地震が起こった場所に限らず、道内はどこでも、今回のようなことが起こってもおかしくないという風に考えています。普段から、耐震化、そして、備蓄をきちんと進めておくことが大切」

 地震や火山活動で出来た土地に住む我々にとって、今回の地震を教訓にこれからも冷静に地震と向き合い、習慣として日々備えをしておくことが大切です。