大雨特別警報発表より前に出なかった「避難指示」

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土砂災害で3人が死亡した京都府綾部市では大雨特別警報が出た後に避難指示が出されていました。

京都府綾部市上杉町の集落は今も土砂崩れの怖さを物語っています。

7月7日の午前4時過ぎ大雨による土砂崩れに住宅2棟が巻き込まれ、稲葉利夫さん(80)と妻の英子さん(76)、笹井孝信さん(36)の3人が犠牲となりました。

英子さんは直前まで近所の人と電話で避難すべきか相談していたといいます。

綾部市内全域に避難勧告が出されたのは大雨特別警報が発令された直後の7日午前0時35分、避難指示が出されたのは午前1時45分でした。

結果として大雨特別警報の後に出された避難指示。もっと早く出せなかったのでしょうか。

【綾部市の担当者】

「日中から含めてわずかな雨量しか降ってなかった。雨がそれほど一気に降るというのは予想できなかったのもありました」

土砂崩れが起きた現場の周囲では7日午前0時までの1時間の雨量はわずか2ミリ。それが0時を回ると記録的な量の大雨となり、事態が一気に悪化してしまったのです。

【綾部市の住民】

「昼ならいいけど夜は近くじゃないと逃げられない」

【綾部市の担当者】

「屋外にいく危険性を考えますと深夜に真っ暗な中で逃げるのは不安があります。その辺の判断は非常に難しい」

予想を超えて一気に迫ってきた大雨。時間帯も踏まえた早めの判断が求められます。