三原市・立ち上がる人々 水没の町工場「壊滅的ではない」再開目指す

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今回の豪雨災害で、三原市では川の氾濫もあり広い範囲で冠水しました。

工場がすべて浸水したものの、早期の営業再開を目指す、ある町工場を取材しました。

三原市本郷町にある『誠和工業』。ベルトコンベヤーなどを製造している町工場です。

【増田洋一社長】

「上まで浸かりました。あの線があるところまで」

【深井記者】

「あれ水の線ですか…」

工場は今回の災害で丸ごと浸水してしまい、泥水は建物の中にも容赦なく入り込みました。

大事な工場の機械などが全て水浸しになってしまったのです。

【増田洋一社長】

「かなりやられてるなと思いました。初めてです。大体うちの工場は周りより一段高い。

今まで2~3回あった水害で一回も浸かったことがない」「このフォークリフトがまだ新しいが、買ってすぐ水没。(一番深刻な被害は)溶接機が全滅」

トラック6台も全滅しました。

事務所の書類は水を含んで膨らみ、引き出しを開けることすらできませんでした。

そんな中、小さな奇跡が。

工場で飼っている犬が元気に生きていたのです。

【増田洋一社長】

(Q見つけた時は?)「隣の工場に行っていた。泳いで出たんだと思う。助かった」

従業員20人が働く町工場。被害はありますが、社長の増田さんには前を向く時間しかありません。

【増田洋一社長】

「壊滅的ではない。製品も流れていない」(Q希望はある?)「ええ、問題ない」

一日も早い営業再開を目指しています。