さよなら孤食、その名も「シルバー食堂」 敬老の日を前に日本料理店が無料で高齢者に懐石料理を提供

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子供たちに無料で食事を提供する「子ども食堂」が各地で行われています。

焼津市の老舗料理店では14日、敬老の日を前に、65歳以上の人たちに無料で懐石料理を振る舞う「シルバー食堂」が初めて開催されました。

創業32年を迎えた焼津市の日本料理店「中重」。

地元への感謝を伝えるとともに、お年寄り同士の交流の場を作ろうと、65歳以上を対象とした「シルバー食堂」を初めて企画しました。

招待されたのは、近所に住む1人暮らしの69歳から84歳までの7人。

店長の中野寛大さんは、ある一言が「シルバー食堂」を始めるきっかけになったと話します。

中野寛大店長「久しぶりにお盆に会食にお見えになり、そのお客様に聞くと、旦那様を亡くし、お子さんも家を出て、いま一人暮らしだと。

その時に気持ちが切なくなったというか、寂しくお食事をとられているのかなと。それで今回、敬老の日もあるので、何かイベントを開催したいと思いました。」

献立は、マグロの御造りに上品な鯖の煮つけ、桜えびがのった胡麻豆腐など計8品。

お年寄りたちも自然と笑顔が浮かびます。

1人暮らしのお年寄り「いいですね。最初、どういう感じなのか不安でした。でも、皆さん、ワイワイ一緒に食べておいしく頂いております。」

「細かく(器を)並べて自分で食べることはまずないですから、大きいお皿にチョコチョコ(のせるだけ)ですから。その点でも、ちょっと豪華な気分を味わえて良かったです。」

ここ「中重」は今後も、定期的に「シルバー食堂」を開催し、この活動に賛同してくれる店を増やしていきたいとしています。