立ち入り禁止続く熊本城 大天守北側石垣が60年ぶりに露出

テレビ熊本 地域

熊本地震からの復旧工事が続く熊本城で深い歴史を物語る石垣が15日、公開されました。天守閣の再建工事が行われた昭和35年以来約60年ぶりに露出した大天守北側の石垣です。熊本城天守閣は「複合天守」と呼ばれる構造で、小天守は大天守完成の10数年後、すぐ横に完成したと考えられています。つまり、大天守の石垣と小天守の石垣は隣り合う形。石垣の撤去が進む小天守では、予定の3分の2にあたる1700個の石の回収が終わり、石垣の大半が取り払われました。それに伴って、これまで見えなかった大天守北側の石垣が姿を現したのです。石垣は、もともと露出していた部分は明治10年の西南戦争で傷み、小天守の石垣によって覆われていた部分は傷みも少ないということです。大天守は今月18日から6階の足場と鉄骨の撤去作業が始まり、今月下旬には新たに足場が組まれる予定です。