日出生台演習場での沖縄米軍訓練 夜間訓練の時間認識にずれ 大分県

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2年ぶり14回目となる沖縄アメリカ軍の実弾射撃訓練。大分県によりますと、初日を迎えた12日は午後1時12分に155ミリりゅう弾砲の砲撃音が響きました。その後、砲撃音は確認されず、午後9時5分に訓練終了を知らせるサイレンが鳴りました。一夜明けた13日、訓練の責任者を務めるリチャード・ロビンソン中佐と九州防衛局が地元住民などを対象にした説明会を開きました。この中で住民からは、12日の訓練が午後9時まで続いたのは射撃訓練の時間などについて書かれた確認書に違反しているとして説明を求める声が上がりました。これに対し九州防衛局は、確認書で午後8時までとしているのは砲撃の時間であり、訓練自体が午後9時まで続いても違反ではないという見解を示しました。なぜ、こうした認識のずれが生じたのでしょうか。県がホームページで公開している文書には実弾射撃訓練の時間として夜間は午後8時までとする表現が盛り込まれています。しかし、九州防衛局側はこの時間はあくまでも砲撃の時間について書かれたものだと主張しているのです。また夜間訓練自体の自粛を求める住民に対し、ロビンソン中佐は「夜間射撃に関しては住民の不満も理解している。ただし私にとって夜間射撃は必要な訓練」と答えました。訓練時間を巡る認識のずれが明らかになった今回の実弾射撃訓練。一部では後退しているともされる情報公開の重要性が改めて浮き彫りになったといえます。