沖縄県 普天間基地の移設問題をめぐり 新たな訴訟を提起

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普天間基地の名護市辺野古への移設阻止に向け県はきょう、埋め立て承認撤回の正当性を主張するため、国を相手に新たな訴訟を提起した。

▽玉城知事「辺野古埋め立て事業には数多くの問題点があり、県は、これらの問題点を理由に適法に埋め立て承認取り消しを行ったものであって、当該承認取り消しを取り消されるいわれは全くありません」「行政事件訴訟法に基づく抗告訴訟を提起しました」

移設問題を巡り県は、名護市辺野古の大浦湾側の軟弱地盤の存在や、国が事前協議なしに工事を進めたことなどを理由に去年、埋め立て承認を撤回しましたが、国土交通大臣がこれを取り消している。これを踏まえ県はきょう、埋め立て承認撤回の正当性を主張する訴訟を那覇地方裁判所に提起し、玉城知事は自ら法廷で意見陳述する構えだ。

また県は先月、撤回を取り消した国土交通大臣の裁決は違法だとする別の裁判も起こしていて、2つのルートで辺野古の埋め立てを阻止したい考え。

いっぽう安倍総理大臣はきょう、アメリカのエスパー国防長官と面談し、辺野古移設を着実に進める事を確認したとしている。移設問題をめぐる県と国の対立は再び法廷で争われる。