さくらさんから最後の贈り物 地元への想い詰まったマンホールのふた 駅前に設置

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8月に亡くなった静岡市清水区出身の漫画家さくらももこさんが、生前静岡市に寄贈したちびまる子ちゃんのマンホールのふたが設置されました。

さくらさんの地元への想いが詰まった最後のプレゼントを一目見ようと、多くの人たちが駆けつけました。

杉村祐太朗記者

「さくらさんは地元清水のために、多くのものを残してくれています。きょうはさくらさんから贈られたマンホールのふたを設置する作業が行われます」

さくらももこさんは8月15日、乳がんのため53歳の若さで亡くなりました。

さくらさんの地元、JR清水駅前には地元の人たちやファン約100人が集まり黙とうを捧げました。

静岡市 田辺市長

「それではマンホール設置作業はじめ!」

さくらももこさんは「まる子のマンホールがあれば、かわいいと思った。皆さんに喜んでもらえるとうれしい」とこのふたを市に寄贈しました。

背景には富士山や駿河湾が描かれていて、さくらさんが去年の秋以降に描いた生前最後のオリジナル作品とみられます。

ふたの設置を見に来た人

「かわいくていいなと思って、踏まれるのがかわいそう」

「ここを毎日通りますので、いい所に置いて下さると思って」

「千葉から朝きました。人生の中の大きな宝物で小さい頃からこれからもずっと心に残る作品なので、ずっと応援したいと思っています」

田辺市長

「多くの皆様にPRして頂きたい。それが私たちがさくら先生への感謝の思いを後世に伝える、ひとつの取り組みだと思っています」

市はさくらさんから寄贈されたもう1つのマンホールのふたを7日に葵区のセノバ前に設置します。

4日まで市役所などに設置された記帳台には、約2700件の追悼メッセ―ジが寄せられています。

市は今後、さくらさんの功績を伝える場を作ることも検討していて、貴重な財産として受け継いでいきたいとしています。