長崎県対馬市の放火殺人 高裁も無期懲役判決

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判決は変わらず、一審と同じ無期懲役です。

2016年に対馬市で親子2人が殺害された事件で、殺人と放火の罪に問われている男に対する控訴審の判決公判が13日福岡高等裁判所で開かれ、無期懲役の判決が言い渡されました。

福岡高裁は検察、須川被告の控訴を共に棄却し、一審の無期懲役判決を支持しました。

須川被告は、黙って前を見つめながら判決を聞いていました。一審の長崎地裁と同様に、メガネに黒いスーツ姿で入廷した須川被告。終始、手を組んだ状態で裁判官の話を時折、うつむきながら聞いていました。

殺人と放火の罪に問われているのは、対馬市美津島町の自称 鉄工所経営 須川 泰伸被告(40)です。

須川被告は2016年12月、対馬市豊玉町の漁業 古川 敬氏さん(当時65)と娘の聖子さん(当時32)の頭を鈍器で殴って殺害し、古川さん宅にガソリンなどをまいて火をつけた罪に問われています。

凶器や目撃者が見つからない中、長崎地裁は検察側の間接証拠の一部を事実認定しましたが、犯行の計画性は認められないとして「無期懲役」の判決を言い渡しました。

そして死刑を求刑していた検察側と無罪を主張していた須川被告は判決を不服とし、共に控訴していました。

控訴審の判決公判で福岡高裁の野島秀夫裁判長は「地裁での判決に事実認定の誤認はなく、間違ったものとはいえない」として、一審と同じ、無期懲役の判決を言い渡しました。