注文した品物が空から… 藤枝でドローン配送実験

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活躍の場がますます広がるドローン。

今度は庭先に商品が届きました。

藤枝市はインターネットサービスの大手企業と連携して国内で初めて完全自律飛行で個人宅に商品を運ぶ実験を行いました。

これは中山間地に住む人の買い物の支援や災害時の緊急物資の輸送についてどのようにドローンを活用できるか検証しようと藤枝市と楽天が連携して行いました。

実験の対象者は子育て世代と高齢者です。

急な買い物で困ったことや「こんな使い方ができたら」という声をふまえて調味料や文房具、弁当の配送を2回に分けて行います。

「ブオーン!」という音とともにドローンが飛び立ちました。

配送はスマートフォンのアプリで商品を注文して届け先や日時を指定すると個人宅へドローンが送り届けてくれる仕組みで、配送状況をリアルタイムで確認できます。

物流拠点を想定した出発地点から約1キロ先の個人宅へ。

ドローンは高度60メートルで川の上を飛行していきます。

5分も経たないうちに到着し着陸すると自動で商品を下ろしていきました。

体験した子供「飛んでいるところがかっこよかった。また来てほしい」

母親「普段インターネットで注文するような感じで簡単に注文できて便利だと思った。」

高齢者「ドローンで来るなんて考えてもいなかった。ぜひ実現させてくれたらありがたい。」

藤枝市の約7割は中山間地です。

高齢化社会が進む中で住民が不便なく日常生活を送れる手段として藤枝市と楽天はドローンの配送に期待しています。

藤枝市の河野一行副市長「利用者も非常に喜んでくれてこれからの手応えは感じた」

楽天ドローン事業部の向井秀明ジェネラルマネージャー「家からすぐ近くなので究極の利便性を提供できた。非常に大きな手応えを感じている」

一方、ドローンの飛行については人や建物の上を飛ぶことが禁止されていることなどから配送経路の選定が難しいという課題もあり、藤枝市は今後の法改正に注目しながら活用を検討したいとしています。