『こうのとりのゆりかご』開設から11年

テレビ熊本 地域

親が育てられない赤ちゃんを預かる『こうのとりのゆりかご』、10日に開設から11年を迎えました。運営する熊本市の慈恵病院が会見を開きゆりかごを継続する意義について語りました。熊本市西区の慈恵病院が2007年5月10日に開設した『こうのとりのゆりかご』。親が育てられない赤ちゃんを匿名で預かる全国で唯一の施設で、これまでに130人が預けられています。開設からちょうど11年となった10日、蓮田太二 理事長は、民間の一病院が運営する上では費用面での厳しさなど現状を語り、ゆりかごを継続する意義について次のように述べました。【慈恵病院 蓮田太二理事長】「命と言う問題を簡単に投げ捨てるわけにはいかない、続けていく」【蓮田 健 副院長】「駆け込み寺のように対応する、あそこだったら・・存在の意義はあると評価している。また蓮田副院長は、開設当初と比べると預け入れの数が少ない傾向にあることをあげ、「病院が行っている電話相談の効果が表れている面もあると思うがゆりかごの認知度の低さも課題」と語りました。慈恵病院では現在、母親が名前を明かさず病院で出産できる『内密出産』の導入を目指していますが、『こうのとりのゆりかご』は妊娠に悩む女性にとって最後の砦であるとして続けていく考えです。