SNSに潜む危険を考えよう ユニセフ『スマホサミット』開催【熊本】

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『ツイッター』などSNSで面識のない人とやりとりをして子供たちが被害に遭うケースが後を絶ちません。なぜ子供たちはネットで出会いを求めてしまうのか!?-子供と大人が一緒になって考える『スマホサミット』が先日、熊本市でありました。スマホやネットの安心・安全な使い方について考えようと日本ユニセフ協会が開いたもので、コーディネーターは子供のスマホ問題に詳しい兵庫県立大学の竹内和雄准教授。熊本市内の中高生3000人に実施したインターネットに関するアンケートの衝撃の結果が報告されました。ネットを1日3時間以上利用する中高生の約3分の2が面識のない人とSNSでやりとりをしたことがあり、そのうち約2割の子供が面識のない人と実際に会ったことがあると答えたのです。サミットでは熊本市内の中高生約60人がグループに分かれて「なぜSNSで出会いを求めるのか」について「理由として『友達を作りたい』というのが出た」「自分のことを知ってほしい。共感してほしい」「学校で言えないことでも家に帰ればネットがあるから依存して出会いが生まれてしまう」など意見を出し合いました。その後、大人もグループに加わりさらに議論。「友達関係や家族関係がうまくいっていない子供が多いような気がするので、まわりが見てあげないとネットに依存して事件につながる」「子供が悪い方向に走ったら止めることができない。大人も事件になってしまってからしか知ることができない状況なので、規制をしてほしい」などの声が上がりました。「どうして子供がネットに出会いを求めてしまうのか、分かっているつもりだったけど分かっていないところがあった」と長崎から参加した教師。中学生は「(ネットでは)いい出会いも悪い出会いもあることが分かった。使い方に気を付ければ安全に楽しく使える」と感想を話していました。「(スマホを)使わざるを得ない状況がある。だから『一緒に考えてほしい』という子供たちの叫び声みたいなものを感じた。そこに大人たちが誠実に対応していかないといけない」と竹内准教授。今回のイベントで出た意見は大人への提言として来年2月の全国大会で発表されます。