残暑の原因は「お布団の2枚掛け」 2つの高気圧が影響 今季”最強”台風21号の影響は? 崎濱気象予報士が解説します

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8月も最終日ですが、まだまだ暑さが続いています。

静岡では36.4度、清水では36.1度と今年一番の暑さとなりました。

なぜ、残暑がこんなに厳しいのでしょうか。また、来週接近してくる台風の影響は。

崎濱綾子 気象予報士の解説です。

8月の最終日に最高気温を更新するのとても珍しいことです。

そこで、夏の暑さを振り返ってみますと、静岡の日中の最高気温30度以上の真夏日の日数は、7月は26日と平年のおよそ2倍、8月は28日とほぼ毎日真夏日が続いていました。

暑さの大きな要因と言えるのが、高気圧の張り出し方にあります。

今年は夏の高気圧・太平洋高気圧が例年よりも西に大きく張り出していました。

これだけでも平年を上回る気温が続くんですが、今年はさらに大陸からチベット高気圧も張り出しが強まっていました。

そのため2つの高気圧が重なる東海地方、静岡の周辺では気温が上がりやすい状況が続いていました。

ちょうど「お布団の二枚重ね」のようになっていまして、熱が毎日蓄積されていたことが、今年の暑さの要因と言えます。

高気圧が左右する台風21号の今後の進路ですが、来週には日本付近に接近し静岡県内には9月4日から5日にかけて接近する恐れがあります。台風の動きに警戒が必要です。

台風21号は31日朝、マリアナ諸島付近で猛烈な台風になりました。

中心気圧は915ヘクトパスカル。さらに発達し今年もっとも発達する台風となりそうです。

今後は次第に北寄りに進路を変えて、台風が予報円の真ん中を通ると、4日の午後には紀伊半島に上陸する恐れがあります。

台風の進行方向右側の静岡も雨や風、波の影響を受けますので、台風への備えをお願いします。

台風が県内にもっとも近づくのは4日火曜日の午後から5日水曜日にかけてとなる見通しです。