エレファンツBCリーグ撤退へ 黒字の見込み立たず 独立リーグの厳しい現実~福井

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プロ野球独立リーグBCリーグに所属する福井ミラクルエレファンツを運営する福井県民球団が今シーズンをもって会社を解散し来季、BCリーグの加盟契約を結ばないと発表した。

観客動員数やファンクラブ会員、スポンサー企業の減少に歯止めがかからず黒字回復の見込みが立たないことが原因で、会社は今後、清算手続きに入る。福井ミラクルエレファンツは初代監督に阪神タイガースで監督を務めた藤田平氏を迎え2008年からBCリーグに参入。これまで3度の地区優勝を果たしていて2009年に前田祐二選手がオリックスから指名を受けるなど、6人のNPB選手を輩出している。今シーズンは、元千葉ロッテマリーンズの大松尚逸選手が入団したものの、前期は最下位、後期は4位と低迷。観客動員数も年間4万人余りを記録した2010年をピークに今シーズンは1万4480人と落ち込んだ。

新谷社長と共に会見に臨んだBCリーグを運営する村山代表は、エレファンツの新たな受け入れ先は、BCリーグが主体となり今月いっぱいをめどに探しているとした。仮に、受け入れ先が見つからなかった場合、球団は消滅。監督や選手は来年度からBCリーグに参戦する「神奈川フューチャードリームス」を含めた11球団で分配ドラフトにかけられるということ。