静岡知事「市議会が足を引っ張った」 足踏み2年半…浜松の野球場建設ようやく動き出す

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2年間半の足踏み状態がようやく動き出しました。

県と浜松市が建設を目指す野球場について浜松市議会は28日、西区篠原地区に整備するよう求める要望書を川勝知事に提出しました。

知事室を訪れた浜松市の飯田末夫議長。野球場を篠原地区に整備するよう求める要望書を提出しました。

しかし…

静岡・川勝知事

「私はもうこの件につきましては堪忍袋の緒が切れるぐらいに怒っていました。いろんな意味で浜松を励ますためにやってきたのに、たった1つの団体(市議会)だけが足を引っ張ってきた」

新しい野球場を巡っては2016年、篠原地区は津波の恐れがあるなどとして浜松市議会が待ったをかけました。

しかし、その後市議会は特別委員会を設置して18回にわたって議論し、結局篠原地区への整備を県に求めることを決めました。

川勝知事

「海側にアルプススタンドを作るような形で、そこに逃げ込めるようにすると。防災のために、平時にも使えるものを作る。(特別委員会で)防災の話が出ましたか。あなたに聞いているんです」

知事は厳しい口調で詰問しましたが、要望書の提出で計画が進められる状況になったとの認識を示しました。

飯田議長

「防潮堤建設も目に見えてきたので、野球場ができても安全・安心と、市民の思いも変わってきたのかなと。県の方では基本計画を進めていただけたら」

知事は鈴木康友市長とも面会し、県として議論を再開することを約束した上で新しい野球場は公設民営になる可能性を示唆しました。

早速、浜松市西区の建設予定地を見学しました。

川勝知事

「スポーツのメッカ、浜松のスポーツ王国復活の拠点になるのでは。プロも注目するのではないかと私は思いましたね」

また、12月議会にも関連の予算案を提出したい考えを示しました。