”潜在保育士”発掘へ 学びなおし講座

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県内の保育士が不足している中、保育士資格を持ちながら働いていない”潜在保育士”の復職につなげようと福井市内で11日、学びなおし講座が開かれた。

この講座は福井市内の人材派遣会社が長く現場を離れている「潜在保育士」の職場復帰を促そうと定期的に開いている。この日は県内から保育士の資格を持つ13人が参加した。講師のベテラン保育士から乳幼児の衣服や布おむつの着脱方法、手遊びなどを教わった。県によると県内で保育士の資格を持つ人は約1万人。このうち約4割が家にいたり別の仕事に就いたりしている「潜在保育士」だと言われている。一方で、今年4月時点の保育士の有効求人倍率は2.66倍と人材不足が深刻化していて潜在保育士の掘り起こしが求められている。ただ、職場復帰の壁となっているのが「保育現場の変化」だ。そもそも潜在保育士がどこにいるのか把握できていない状況にあるため研修や講習もあまり開催されていない。

こうした中、県は来月、「県保育人材センター」を新設。「保育士のハローワーク」と位置付け職場復帰や勤務条件の変更を考える保育士らの就業支援や相談などを行う。