雲仙普賢岳の大規模な噴火に備えて住民の避難計画を策定

テレビ長崎 カテゴリ:地域

島原半島の3つの市などが集まる協議会が、雲仙・普賢岳が大規模に噴火した場合を想定した住民の避難計画を初めてまとめました。

県や島原半島の3市、それに関係する防災機関などが集まる雲仙岳火山防災協議会は、7日、市街地での住民の避難を盛り込んだ雲仙岳火山防災計画を承認しました。火砕流の影響が想定される地区を避難の対象地域として、噴火警戒レベルが4、または5に上がったときに、住民が避難する場所や、駐車が可能な車の台数、支援する消防団などを細かくまとめています。

古川隆三郎 島原市長「全国で唯一、都市部に溶岩ドームが存在している山は、普賢岳だけ。そういったことをふまえた上で、どのような検討が必要なのか、その部分だけおたずねさせていただきたい」

清水洋 九州大学地震火山観測研究センター長「事前にある程度、いくつかの検討をしておくことが、いざという時に、迅速に対応できることになると思う」

火砕流は速度が速く、発生してから避難するのでは間に合わないことから、万一の場合、計画をもとに行政が早めの避難を促すことになります。 また、去年、草津白根山で犠牲者が出た、突然の噴火に伴う「噴石」から登山者の身を守るために、10人程度が入れる緊急のシェルターを設置する方向で、今後、関係機関で調整することにしています。