体験コーナーが充実 お茶の魅力の発信基地が完成

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静岡のお茶の魅力を世界に発信する「ふじのくに茶の都ミュージアム」が24日にオープンするのを前に内覧会が開かれた。

体験コーナーを充実させたという施設を早速取材した。

山崎彩記者は「日本庭園を望めるこちらの茶室ではお茶と和菓子をいただく体験や実際に抹茶を点てる体験をすることができます」とリポートした。

ここは江戸時代に活躍した県ゆかりの大名で茶人・小堀遠州の復元茶室。

日本一の大茶園・牧之原台地に完成したお茶の博物館「ふじのくに茶の都ミュージアム」は県が事業費11億円をかけて整備した。

茶道の精神「綺麗さび」の世界観が表現された日本庭園も再現。

お茶の起源、中国の樹齢千年ともいわれる茶樹のレプリカも。

こちらのフロアでは世界に広がったお茶文化が紹介されている。

最上階の3階には世界各国60種類のお茶に触れ香りの違いを確かめられる展示や中国の茶館が再現されている。

また2階には茶の製造が機械化された昭和30年頃、実際に使われていた機械が展示され日本の茶の歴史を伝えている。

さらに茶道やお茶の飲み比べ、そして石臼を使った抹茶ひきなどを体験できるコーナーも充実させた。

抹茶ひきを体験した女の子は「重くて大変だなと思いました」「お茶のいろんな種類やお茶の色がわかってよかった」と話したほか、茶道を体験した女の子は「抹茶を点てるのが身近に感じられる」と話した。

茶葉の消費量が減っているいま、博物館には若い世代にお茶に親しんでもらい伝統的な茶文化を未来へ伝えていくというねらいがある。

ミュージアムの白井満副館長は「体験を充実させることが重要だと思うのできょうある体験メニューにプラスして今後いろんなことを考えながらお茶の魅力を感じ取ってもらえるようなものを作っていきたい」と今後を見据えた。

ふじのくに茶の都ミュージアムは今月24日に開館し年間7万人の来館を目指す。