“ライブホール”が閑静な住宅街に…『Zepp』金沢進出計画 若者喜ぶ一方で近隣住民「大反対」

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 金沢市内の住宅街で今、全国で人気のライブホールを誘致する計画が持ち上がっています。これに対して反対の声を上げたのが近隣の住民たちです。そのワケを取材しました。

(リポート)

「金沢市米泉町の住宅街です。ライブハウスの立地計画が持ち上がったのは、住宅街の一画で広い空き地となっている場所です」

 JR西金沢駅に隣接するJT金沢工場跡地の区画。当初スーパーが出店する計画でしたが頓挫し、その後空地の状態が続いています。

 この区画に突如、持ち上がったのが“ライブホール”の誘致計画。

 東京や大阪、名古屋など大都市を中心に全国7か所で展開する「Zepp」が金沢に進出するというのです。Zeppは週末を中心に人気のグループやアーティストがコンサートを行っていて、大きい施設では2000人以上を収容出来ます。

 若者からは喜びの声が。

駅の利用者:

「きてほしい。行って見たい」

「うれしい。いろんなアーティストが来る」

 新たな賑わいづくりへの期待が広がっています。しかし、問題は立地です。

 すでにある7か所は全て繁華街。一方で西金沢の候補地は新興住宅地、近隣の米泉町10丁目だけでも130世帯余りが暮らしています。

 住民からはこんな声も…。

住民:

「大反対。(この地域は)若い人が多くてお子さんが多いので、治安の問題などが心配」

 夜のコンサートが想定される時間帯には…。

(リポート)

「午後8時です。人通りはほとんどなく、静まり返っています」

 住民たちが心配するのは夜の騒音やゴミのポイ捨てなどのトラブルです。

住民:

「人気のグループが来た場合には出待ちをしたり近所の公園に溜まられたり、色んな部分で心配しかない」

 地域住民の大多数が不安の声を上げる中、住民の代表が立ち上げたのは対策委員会。19日、業者側と直接会い誘致に反対する意見を伝える予定です。

住民:

「子供たちの将来とか色んなことが心配なのでそれを伝えたうえで、どう判断してもらえるか見てみたい」

 閑静な住宅街にライブホールはふさわしいのか。住民たちの不安は募るばかりです。