救う福井の会・池田前会長死去 地村夫妻「拉致全面解決へ意思引き継ぐ」

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北朝鮮に拉致された福井県小浜市の地村保志さん夫妻の救出や拉致問題の全面解決を訴えて長年活動した県内の救う会の前の会長・池田欣一さんが15日、入院先の病院で亡くなった。96歳だった。

池田欣一さんは小浜市内の小中学校の校長や市の教育長を務めた後、拉致被害者の地村保志さん・富貴恵さん夫妻の救出を目的に1998年に「北朝鮮に拉致された日本人を救う福井の会」を立ち上げ会長に就任した。池田さんは拉致被害者家族らとともに県の内外で署名活動を行ったり集会に参加したり地村さんらの救出と拉致問題解決を訴えてきた。地村さん夫妻と3人の子供の帰国後は住居や仕事、学校など生活への支援に力を尽くすとともに2016年に退任するまで拉致問題の全面解決を訴え続けた。

池田さんの訃報を受けて地村保志さん・富貴恵さん夫妻は「池田先生の存在なしには私たちの帰国も叶わなかったと言っても過言ではありません。先生が拉致問題の全面解決を見届けられなかったことは残念ですが先生の遺志を引き継ぎ私たちの世代が拉致問題の全面解決に取り組んでいくことを誓います。」とのコメントを発表した。