世界自然遺産・白神山地周辺で相次いで目撃されるニホンジカを調査するため 秋田県八峰町に監視カメラを設置

秋田テレビ 地域

秋田県と青森県にまたがる世界自然遺産・白神山地の周辺でニホンジカの目撃が相次いでいることを受けて、監視体制を強化しようと29日、東北森林管理局が新たにニホンジカの監視カメラを設置した。

世界自然遺産・白神山地の周辺ではニホンジカの目撃が相次ぎ、食害などで生態系への影響が懸念されることから、国や秋田県が5年前から監視カメラを設置して、ニホンジカの生息状況を調査している。東北森林管理局の職員が、29日白神山地の世界遺産緩衝地域から約7キロ離れた秋田県八峰町内の国有林に新たに監視カメラ1台を設置した。2017年度、白神山地周辺で目撃されたニホンジカは、秋田県側だけで36頭と監視を始めた2013年以降最多と

なった。また、2017年8月には青森側の世界遺産核心地域で雄のニホンジカ1頭が初めて確認されるなど目撃される地域は年々広がっている。

東北森林管理局藤里森林生態系保全センターの泉光博所長は「どのようにシカが増えるかをモニタリングしなければいけない。」と話す。

ニホンジカの監視カメラは2018年度は秋田県側に51台設置され、11月中旬まで調査が続けられる。