北海道大学松井教授 嘉手納基地の騒音で年間10人が死亡

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嘉手納基地周辺から派生する騒音により、周辺に住む住民が睡眠への影響を受け、年間で10人が心疾患により死亡するという推計が13日に公表されました。

調査を行ったのは北海道大学で環境衛生学を専門とする松井利仁教授です。松井教授は世界保健機構・WHOのガイドラインに基づき嘉手納基地周辺の人々への騒音の影響について試算しました。それによりますと嘉手納基地周辺に住むおよそ11万人の内、基地から派生する騒音で睡眠が妨げられることにより年間10人が虚血性心疾患で死亡すると推計しています。基地から派生する騒音を巡っては、沖縄防衛局の田中局長が先月19日、北谷町議との面談で、アメリカ軍機の騒音により基地周辺の住民への負担はあるが人体への影響は科学的には立証されていないと発言しています。松井教授は航空機騒音による健康への影響は大きく心疾患のみならず脳卒中やがんによる死亡者の試算が出てくる可能性も指摘しています。