県の施設の排水からカドミウム 職員が排水口に流す 基準値の8倍超 市が厳重注意 大分

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大分市にある県の衛生環境研究センターの排水から基準値を大幅に上回る有害物質のカドミウムが検出されていたことが分かりました。職員の排水処理のミスが原因で、同様のミスは2016年から95回に渡って繰り返されていました。大分県によりますと8月23日、県衛生環境研究センターの排水を検査したところ、下水道法の基準値のおよそ8.6倍にあたるカドミウムが検出されました。カドミウムは温泉の泉質検査に使用していたもので、使用後は専門の業者に処理を依頼する必要がありますが、職員が排水口にそのまま流していたということです。担当者の認識不足が原因で、このミスは2016年以降、95回に渡って繰り返されていました。ただ、周囲の川や下水処理施設でこれまでにカドミウムは検出されておらず、健康被害の心配はないとしています。下水道を管理する大分市はセンターを厳重注意し、5日に立ち入り検査を行っています。