普天間基地移設問題 辺野古埋め立て賛否問う県民投票が告示

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普天間基地の移設計画に伴う名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票が14日告示された。

県民投票は普天間基地の移設先とされる名護市辺野古の埋め立てについて県民の賛否を問うもので、都道府県単位の住民投票は1996年9月に基地の整理縮小などをテーマに同じく沖縄で実施された県民投票以来、全国で2例目。

投票は埋め立てについて「賛成・反対・どちらでもない」のいずれかにマルを記入する方式で行われる。

県政与党などで構成される県民投票連絡会は名護市辺野古のキャンプシュワブゲート前で出発式を行い、「埋め立てに反対する明確な民意を示そう」と気勢をあげた。

一方、辺野古移設を容認する自民党県連や県政に中立の立場をとる公明党、日本維新の会は自主投票として静観する構え。

玉城知事は14日会見し「埋め立てについて県民の皆様がどのようにお考えですかと率直に投票して頂きたい。投票結果に準じてそれぞれその結果を届けていくという事の責任を果たしていきたいと考えている」と述べた。

県民投票に法的な拘束力は無いが、条例では得票の最も多い選択肢が投票資格者の4分の1に達すれば首相や米大統領に通知することが定められている。

辺野古移設の阻止を掲げて去年当選した玉城知事は県民投票で民意をより明確にして政府に移設断念を迫りたい考えで、結果を受けて政府がどのように対応するかも注目される。

辺野古の埋め立て工事を巡っては、来月にも新たな区域に土砂を投されるが、県民投票の結果によっては移設計画に影響する可能性もある。

県民投票は一部の地域を除いて今月24日に投開票され、15日からは期日前投票が始まる。