無線つながらず救急車の到着6分遅れ・対策検討委で「原則」確認 山形・鶴岡市

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山形県の鶴岡市消防本部で、救急隊への出動指令に職員が気づかず、現場到着が遅れた問題が起きたことを受け、再発防止を検討する委員会の初会合が開かれた。

鶴岡市消防本部では今年7月、通信指令課が無線で発した出動指令に、保育園で避難訓練をしていた藤島分署の救急隊員が気付かず、現場到着が6分遅れる問題があった。原因は、受信端末の電波状態が悪くつながらなかったためで、保育園に電話し連絡が付いた。

遅れて搬送された80代の女性はその後死亡したが、鶴岡市消防本部は「医師の診察経過などから遅れの影響はない」としている。

鶴岡市消防本部は、問題の再発防止を図るため、副市長を委員長とする検討委員会を立ち上げ、13日、初会合を開いた。消防本部には、外部に出向く際、バックアップの車載無線機がある車両に人を残す原則があるが、今回は誰もいなかった。このため会合では原則を徹底することが確認された。

委員会は26日に開く次回の会合で再発防止策をまとめ、市長に報告する予定。