オール静岡でJR東海と交渉を 「満足な回答得られない」流域10市町が川勝知事に要望 リニア大井川水問題

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リニア中央新幹線の工事で大井川の水量減少が懸念される問題で、流域の10の市町の市長や町長が2日、川勝知事にJRとの交渉に一丸となってあたるよう求めました。

リニアのトンネル工事によって大井川では川の水の量が最大で毎秒2トン減少すると懸念されています。

島田市や藤枝市など流域の10の市と町の市長と町長などは、2日午前、 川勝知事を訪れJR東海からは未だに満足な回答を得られていないとして、今後の交渉に一丸となってあたるよう求めました。

これに対して知事も「オール静岡で心を一つにしてやっていきましょう」と協力して取り組むことを約束しました。

県と10の市町は水問題について話し合うための場として、新たに協議会を立ち上げJRとの交渉にあたります。

しかし、「オール静岡」のはずの協議会にトンネル工事の現場となる静岡市は入っていません。

静岡市は6月、県道を整備する費用をJRが負担する代わりに工事を容認する協定を結んでいました。

足並みを揃えない静岡市の動きには…

川根本町 鈴木敏夫町長「あのこと(静岡市とJRの協定)については当然白紙に戻すべきだと思っております。(静岡市は)一人抜けて対応したという思いが流域全体にあるものですから」

関係者によると静岡市にも協議会への参加を呼びかけましたが、市は応じなかったということです。

一丸となってJRと交渉できるのか、今後が注目されます。