富士山頂の万年雪にも異変 猛暑の7月 熱中症搬送者が去年の2倍以上 まだまだ夏はこれから・・・

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厳しい暑さとなった7月。 全国で熱中症による搬送者が相次ぎ、県内でも1ヵ月足らずで1200人を超えたことが分かりました。

7月最終31日の県内は、高気圧に覆われてよく晴れ、三島や清水で最高気温が33度を超える厳しい暑さとなりました。

元気よく水遊びをする子どもとは対照的に、保護者は日陰で暑さをしのいでいました。

「あさ9時くらいに来たときは、水遊び場にいたんですけど、さすがにずっといれなくて、日陰に来ました」

地上が暑ければ雲の上、富士山でも暑い日が続きました。

7月の富士山頂の平年の気温は4.9度ですが、今年は昨日までで約2度高い6.8度。

例年なら7月でも雪が残っていますが・・・今年はほとんどありません。

頂上富士館 宮崎哲也店長 (27日取材)

「今年はとにかく雪は初山から少なかったです。雨は一日も降っていない。風もそんなにないですし、日中の気温も15度近く山頂でもあったので、あったかかったですね」

厳しい暑さで警戒が必要なのが熱中症です。

総務省・消防庁によりますと7月16日からの1週間に熱中症とみられる症状で救急搬送された人は、全国で 過去最多の2万2000人あまりに上りました。

県内でもソフトボールの試合をしていた中学生・高校生が搬送されるなど、今月1日から29日までに救急搬送された人は1265人。去年の2倍以上で過去最も多いペースです。

静岡済生会総合病院 小柴真一 救命救急センター長

「今年は急に暑くなったことで、たくさんの方が来ているという印象です。外で長時間スポーツをやっていて熱中症を起こしたりだとか、あとは工事現場の方も多いです。お年寄りの方ですとクーラーをかけずに過ごされている方も多いので、熱中症の症状を起こして来る方が多いです。あすから8月、まだまだ夏はこれからです。熱中症には子供とお年寄りが特に警戒が必要です。お年の方は体の水分量も少なくて、熱を逃がす機能も落ちていますので、若い方に比べたら注意が必要です。子どもは水分量は多いけれど汗をかいて熱を逃がすという機能が大人に比べて未熟です。子供と高齢者は今年の夏は注意です」