宜野湾市の松川市長が県民投票の不参加を表明

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県民投票に不参加の判断を示したのは、普天間基地を抱える宜野湾市でした。普天間基地の移設計画に伴う名護市辺野古沖の埋め立ての賛否を問う県民投票について宜野湾市の松川市長は実施しない意向を表明しました。県民投票の不参加を表明した自治体は、宮古島市に続いて2か所目となります。

宜野湾市議会では、今月20日の最終本会議で、県民投票の実施に必要な経費を盛り込んだ予算案が二度にわたって否決されたため、松川市長が専決処分として予算案を通すのかその判断が注目されていました。きょう午後、松川市長は議会の判断は重要として、県民投票を実施しない意向を表明しました。松川市長会見「市議会との信頼関係は不可欠であり、その意に反して投票事務を実施することは私としては致しかねるものであります」その上で、県民投票が普天間基地の危険性の除去に触れられていないと批判しました。松川市長会見「今回の県民投票の結果によっては、普天間飛行場の固定化に繋がる懸念が極めて高いといわざるを得ず」「市民の声明、財産を守る立場にある宜野湾市長として、熟慮に熟慮を重ねた結果の決断でございます」松川市長の判断について市民の反応は・・・▽宜野湾市民は『市長の考えに反対だね選挙の結果にも反応しないからね日本政府とアメリカは県民投票で最終決着付けたいなと思う』『宜野湾の人ほとんどしたくないと思ってるんじゃないですか固定化になると思ってるんじゃないですか、県民投票した場合』

県民投票への不参加を市長が表明したのは、宮古島市に次いで2か所目です。また、石垣市議会でもきょう実施に必要な予算案について審議しましたが、賛成少数で否決され、その後行われた再議でも否決されました。全ての市町村での実施を目指す県としては粘り強く説得して協力を働きかけるとしていますが、地方自治法では県が市町村に対して事務を強制する権限は無く、すべての市町村で行われるかは予断を許さない状況です。