輸入されたものが野生化…『アライグマ』による被害が拡大 石川県内でも広範囲に出没中

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 可愛い見た目で動物園でも人気者のアライグマ。しかし、このアライグマがいま全国的に問題になっています。一体、どんな問題が起きているのでしょうか?

 しましまの尻尾につぶらな瞳…。可愛いらしい見た目のアライグマですが、実は人々を困らせる厄介者なんです。

 石川県小松市内の山下さんのお宅。

山下さん:

「ここのあたりとか全部掘り返された。見た時は泣きたくなった」

 綺麗に手入れされた庭が、4年ほど前からアライグマによって荒らされているのです。そのため山下さんはワナを設置。去年の秋、1匹のアライグマがかかりました。

 石川県内では、ここ数年でアライグマによる被害が拡大しています。

 2002年に加賀市内で初めて捕獲されて以降、石川県内では小松や能美など加賀を中心に出没が相次いでいるアライグマ。2年前には能登町でも捕獲されるなど範囲は拡大しています。

 12日、小松市内で開かれたアライグマ対策の講習会。参加者はからはこんな悲痛な声が…。

参加者:

「トウモロコシとかイチゴとかやられる。空き家とかに入られないか心配」

 もともとアメリカ生まれのアライグマですが、日本で1970年代にアニメが放送され、一躍人気となったのが『あらいぐまラスカル』。

 当時、輸入されたアライグマが脱走したり捨てられたりして野生化していたのです。

 アライグマの被害に頭を悩ます山下さん。今年はさらなる被害を防ぐため、侵入を防ぐネットを購入しました。人間とアライグマとの攻防はまだまだ続きそうです。