首里城公園で美御水(ヌービー)奉納

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国王の健康を願い若水を献上する首里王府の年中行事、美御水の奉納祭がきょう首里城で再現されました。

琉球王朝時代、首里王府は国頭村の辺戸大川と浦添市の沢岻樋川から水を汲み献上させていました。若水は辺戸ノロが汲み国王やその子ども、それに聞得大君の健康と国の繁栄を祈った神聖な水で正月行事に使っていました。首里当蔵自治会やNPO法人首里まちづくり研究会は毎年、文化の継承などを目的に首里城へ美御水を奉納する行事を再現していて、今年も役人やノロなどに扮した人々が城内を練り歩きました。円覚寺の門前でノロが辺戸大川と沢岻樋川の水を合わせる「奉納の儀」を終えたあと、一行は御内原へと移動し、女官に美御水を納める「献上の儀」が行われました。きょうは小雨が降るあいにくの天気となりましたが、参加者は古から伝わる文化に思いをはせながら、厳かに儀式を執り行っていました。