常葉大菊川が2年ぶり6回目の静岡の夏の頂点に 島田商業との点の取り合い制す

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今年100回目を迎える夏の高校野球。静岡111校の代表を決める決勝戦が27日行われ、今年の夏の暑さに負けないくらい熱い一戦になりました。

甲子園をかけた灼熱の戦いもいよいよ大詰め。2年ぶりの常葉大菊川か、それとも78年ぶりの島田商業か。

夏の聖地への切符を駆けた決勝戦、常葉大菊川の先発はエース漢人友也(3年)。キレのある変化球で打たせて取るピッチング。上々の立ち上がりを見せます。

対する島田商・先発は2年生エースの小林史弥。ここまで5試合637球を投げてきた疲れを見せない力強いストレートで、菊川に得点を許しません。

しかし試合が動いたのは3回裏、菊川はフォアボールなどで2アウト3塁1塁のチャンスを迎えると、4番根来龍真(3年)。ライト前へのタイムリーで菊川が先制します。

それでも島商は5回の表1アウト2塁・得点圏にランナーを置き、ピッチャー小林が自らのバットで同点に追いつきます。

その後互いに点を奪い合い4対3。島商1点リードで迎えた終盤8回裏。菊川は同点に追いつき、なおもランナー2塁。逆転のチャンスに4番根来の外野の間に落ちる当たりで、菊川が逆転に成功します。

最終9回表、2アウトまで追い込まれ後がない島商。それでも連打で繋ぎ、キャプテン・奈良間大誠の粘りの3連打で、島商が土壇場で同点に追いつきます。

しかし菊川はその裏、2アウト満塁とサヨナラのチャンスを作ると、打席にはこの日ノーヒットの2番東虎之介。ショート強襲のサヨナラタイムリーで、常葉大菊川が2年ぶり6回目の夏の頂点に輝きました。

常葉大菊川 東虎之介選手「本当に夢のようで今は実感がないです。みんなが回してくれたので、自分で絶対に決めようと思っていました。甲子園に行って満足しないで、甲子園でしっかり勝って、静岡県に勝利を持ち帰りたいです」

常葉大菊川 奈良間大己主将「本当に素直にうれしいです。9回から追いつかれて本当に苦しい試合でしたけど、最後9回裏で粘って勝ったということは、本当に甲子園に向けての第一歩だと思います」

夏の甲子園は来月2日に組み合わせ抽選会が行われ、5日に開幕します。