鳥取城跡の倒された墓石 周辺立ち入り禁止に

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 国の史跡の鳥取城跡に残る貴重な文化財の古い墓石などが倒されていた問題で、鳥取市は9日から墓石周辺を立ち入り禁止の措置にした。

 倒されていたのは古い墓石7基と石灯篭1基で、今月3日の朝見つかった。この墓石は鳥取城築城前からあったとも伝えられ、城の中に存在する珍しい墓で国史跡を構成する重要な文化財。

 鳥取市文化財課の佐々木孝文課長補佐は「これまでもイノシシなどに墓が倒されることはあったが、状況がこれまでと違うので人為的な可能性がある」と述べた。周辺に動物の足跡がなかったことなどからいたずらの可能性もあると見られていて、周辺からは怒りの声も上がっている。

 鳥取市では石自体に損傷が見られないことから現状では警察への被害届は出しておらず、これから復旧を進めるとしている。