カラカラ天気で各所にも影響 熊本の梅雨入りは史上最も遅く…

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熊本を含む九州北部は21日も梅雨入りの発表がありませんでした。梅雨入りは観測史上最も遅くなります。毎年6月15日までに田植えを終えていた山鹿市鹿北町芋生の迫地区は、少雨で農業用水が極端に少ないため集落にある水田の3分の1(約150アール)に全く水が引けない状態です。「梅雨時にこんなに降らないのは珍しい。打撃です」と上田和明区長。地区を流れる浦方川も水がほとんどなく川底が露出して、川の水を頼りにしてきた農家も困り果てています。住民たちは古くから地域に伝わる雨乞い太鼓を今月15日から毎晩鳴らして雨が降るよう祈っています。天草郡苓北町の灌漑(かんがい)用水をまかなう志岐ダムでも普段は見えないダムの底があわわになっています。貯水率が18%を切って下流への送水を停止。町は臨時給水所を設けて対応しています。平年の梅雨入り時期を2週間以上すぎている原因について、熊本地方気象台の榎本茂樹気象情報官は「太平洋高気圧が弱いため、平年に比べて梅雨前線がなかなか北上してこない」とし「26日以降に天気が崩れてくる予想で、梅雨入りの判断はそのとき検討することになる。6月の終わりから7月、8月にかけては降水量も平年並みか平年よりも多いと予想している」と話しています。